えーご

やっぱり英語の文章読むには慣れが一番重要だなあ。慣れっつうか、心理的抵抗を取り除くことっつうか。慣れっちまえば、上記した Postscript のマニュアルとかコンピュータ系の文章はたぶんかなり読める。この界隈、みなさんあっちから来た単語をあんまし日本語にしたりしない。ガベッジコレクションには「ごみ集め」って訳語があるけど、みなさん日常ではガベコレガベコレ言っている。Postscript のリファレンスマニュアルから一部引用してみる。

pops an object from the operand stack, produces a text representation of that object,
and writes the result to the standard outputfile, followed by a newline character.

これは「==」演算子の説明文の一文ですが、どうでしょう。an, from, the, a, of, that, to, by くらいは知っておいてもらうとしてですね。普通にプログラム書いたりしてれば見慣れた単語ばかり。pop はポップ、object はオブジェクト、operand stack はオペランドのスタック。あと日本で使われない単語て produce, representation, follow くらいか。そんくらいはわからんでも文章読めますよね。
自然言語はよくわからんので Java 言語に翻訳するとこういうことですね。

System.out.println(OperandStack.pop().toString());

いやまあそんなことはどうでもいいんだけど。上の例文だって、別にどっかわかりやすい文章とか探したわけでもない。ただ今表示されてたページから引っぱってきただけ。というわけでですね、実はみんなもう読めるんですよね。十割は読めないかもしんないけど。

英語に関して思ったことがある。「調べもんしてたら英語の文書ばっかにあたる → 英語の勉強しなきゃなあ!」は違う。結局「調べもんしてたら英語の文書にあたった → よくわからんけど読む」が近道じゃと思う。
ぼちぼちプログラミングやるようになって思ったこと似てる。プログラミング言語なんて、プログラミングしないとわかるようにならん。

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